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真剣な中にもおバカあり!

1996年6月、野球経験のほぼ無い

布施正行氏、中村久彦氏の二名によって

作られた球団は、この精神により以後27年、

幾多のドラマと共に活動してきた。

当初、結果応来、激辛大王、ヘドローズ

など、訳のわからない球団名候補があったが、

真剣な戦術と戦略をもって戦うべしとした

中村氏の意見によりTACTICSと命名された。

バッティングセンター内での守備練習、

河川敷グランドの無断使用、競馬場内広場

という常識を逸脱した場所での練習等、

今となっては考えられない活動でスタート

した球団は、運にも恵まれ、初年度から

15名を超える団員を集めることに成功した。

また、マネージャー陣にも恵まれ、最盛期には

球団総勢30名を超えていたこともある。

夜のマネージャーという人員もいたほどだ。

途中、監督である布施氏の

二度にわたる蒸発、中心的団員の死、

選手不足などで、多少の活動休止は

あったものの、意欲的な団員の情熱で

球団滅亡の危機を幾度となく超えてきた。

それはやはり、個々の使命感や責任感、

深い信頼関係、そしてなにより草野球への

熱い情熱があったからこそなのだろう。

草野球は好きか?

問われれば団員達は好きだ!と答えるだろう。

おバカは好きか?

問われれば団員達は好きだ!と答えるだろう。

それはTACTICSのユニフォームに袖を通した

者ならば、誰もが答える言葉だ。

それはこの先、チームが存続する限り永遠に変わらないことでもある。

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